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コラムColumn

ローリスクハイリターン?レゴ投資の真実

こんにちは!「LEGO買取センター」買取サポートチームの青木です。

今回は最近話題の「レゴ投資」について綴りたいと思います。

記事を書くきっかけは、ネットニュースの「レゴ投資」は金や株よりハイリターン?–ロシア国立研究大が調査です。

 

詳細はリンク先の記事に譲りますが、「レゴ投資」は、平均で11%の利益を生み出したとあります。

平成30年は副業元年とも言われていて、投資や転売の対象として「レゴ」に注目が集まっています。

 

そもそも何故レゴなのか?

カラフルな子供向けブロックの「レゴ」。

世界に多種多様なおもちゃがありますが、歴史・質・バラエティーは他と一線を画します。

 

レゴ社の歴史については、過去記事をご覧ください。
「子供には最高のものを」世界中に創造する楽しみを与える「LEGO」社の歴史

子供向けブロックというイメージのレゴですが、大人も楽しめるシリーズも存在します。
高品質で芸術性の高いレゴは、世界中に熱狂的なコレクターがいます。
コレクターは廃盤品の収集のためには「金に糸目を付けない」と言われています。
よって、レゴはおもちゃでありながら、株のように価格高騰する事があるのです。

レゴ投資のはじめかた

レゴ投資のはじめ方はとっても簡単!

レゴ製品を購入し、開封せずに暗所に保管します。
※外箱は直射日光などで変色してしまうので、クローゼットなどに保管しましょう。

そしてそれを一定期間たった後に販売する。たったこれだけです!

 

レゴ製品は約2年で廃盤になります。

廃盤になると、トイザらスなどのおもちゃ屋さんやAmazonからも在庫が無くなります。

そのような店頭から姿を消したレゴを、どうしても欲しいという人が一定数存在し、高値が付くのです。

実際に弊社でも、定価より高く買い取りするということが多々あります。

 

レゴ投資におススメのプレイテーマ ~ライセンステーマ編~

では実際にどんなレゴを買えばいいのか?

レゴ製品だからといって、何でもよいわけではありません。

その参考となるように、プレイテーマ別に相場の変動を検証していきます。

 

レゴ投資に適していると言われるのがライセンステーマです。

※ライセンステーマの解説については過去記事をご覧ください。

【2019年最新版】レゴの「種類が多すぎて分からないっ!」を徹底解説 ~ライセンステーマ編~

 

スター・ウォーズ

ライセンステーマの代名詞「スター・ウォーズ」シリーズ。

希少なセットは、時に何十万円、年百万円の値段が付くものもあります。

LEGO Star Wars Ultimate Collector's Millennium Falcon 10179

 

画像の製品は、「レゴ投資」の引き合いとして出てきやすいレゴです。

その名も「レゴ スター・ウォーズ アルティメット・コレクターズ・ミレニアム・ファルコン(10179)」

 

日本未発売の商品ですが、2007年に500ドルで購入しておけば、2019年現在、44万円で取引されています。

レゴ投資家で「買っておけばよかった~」と後悔している人も少なくないでしょう。

 

次の画像の製品は、実際に弊社で買取をさせて頂いたレゴです。

その名も「レゴ スター・ウォーズ アルティメットコレクション AT-ST(10174)」です。

 

買取させて頂いたお品物には、1万円の当時の値札が付いておりました。

しかし現在の販売価格は「48,500円」と5倍近くまで上昇しております。

※ちなみに弊社では3万円を付けました。買取業者が定価の3倍で買う・・・レゴ投資はすごい世界です!!

 

パイレーツ・オブ・カリビアン

スター・ウォーズと並ぶ、ディズニーの人気テーマが「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズです。

とくに、海賊船のレゴ製品は、精巧な作りで傑作が多く絶大な人気を誇ります。

画像のレゴ製品は、私が初めて組み立てた「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズのレゴです。

その名も「レゴ パイレーツ・オブ・カリビアン アン王女の復讐号(4195)」

 

 

こちらも参考価格(=定価)が18,000円ほどの製品ですが、2019年現在、新品は6万円ほどで取引されています。

組み立てずに保管しておけばよかったと少し後悔しています。

 

(注)この記事では、とくに断りが無い限り「Amazon参考価格=定価」と定義します。

下の画像のレゴは同シリーズの「レゴ (LEGO) パイレーツオブカリビアン ブラックパール号(4184)」です。

こちらも2019年現在、定価の15,660円を大きく上回る、89,800円で取引されています。

 

 

ロード・オブ・ザ・リング

非ディズニー系の人気ライセンステーマが「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズです。

2012年に発売された本シリーズは、原作の息の長い人気もあり、価格は安定的に上昇しています。

 

上の画像は「レゴ ロード・オブ・ザ・リング ウルク=ハイ軍(9471)」です。

こちらも定価5,400円のお品物ですが、現在14,000円ほどで取引されています。

 

 

金額が上がるのは、何も高額な製品ばかりではありません。

次に紹介する「レゴ ロード・オブ・ザ・リング ガンダルフの登場(9469)」の定価は2,160円です。

それが今では、7,000円ほど(ピーク時には1万円ほど)で取引されています。

1個2,000円で10個仕入れておけば、7万円ほどで売れ、5万円ほどの利益が出る計算です。

小型のセットも侮れないですね。

 

 

ハリー・ポッター

ライセンステーマで忘れてはいけないのが「ハリー・ポッター」シリーズです。

小説、映画、テーマパークと、活躍の場を広げていく「ハリポタ」はレゴ投資でも主役級の活躍を見せてくれています。

上の画像は「レゴ ハリー・ポッター ダイアゴン横町ショップモデル(10217)」です。

こちらは定価が不明ですが、2014年に4万円で販売されていたものが、2019年現在、9万円ほどで取引されています。

 

下の画像の製品は「レゴ ハリー・ポッター 夜の騎士バス(4755)」です。

こちらも定価6,480円ですが、最も高い時で12,000円ほどで売れています。

 

(注)現在71,000円で出品されていますが、これは一部の出品者のつり上げによるものです。いわゆる「俺様価格」です。

 

レゴ投資におススメのテーマ ~非ライセンステーマ編~

レゴ投資に向いているのは、ライセンステーマだけではありません。

とくに、小学校高学年~大人向けのレゴは高額で取引が行われています。

 

テクニック

下の画像のレゴ製品は「レゴ テクニック レッカー車(8285)」です。

2008年発売の本製品の定価は25,920円ですが、2019年現在は8万円ほどで取引されています。

10年で約3倍に市場価格が跳ね上がっていて、寝かせがいがあるレゴと言えます。

 

 

テクニックシリーズからもう一点。

 

こちらの「レゴ テクニック 4WDクローラー (9398)」の、2012年発売時の定価は27,000円です。

そして、2019年現在の販売価格は6万円ほどです。

 

フレンズ

女の子向けに発売された「フレンズ」シリーズですが、こちらも製品によっては価格高騰しております。

上の画像の製品は「レゴ フレンズ ハートレイクホースクラブ(3189)」です。

2012年、発売当時の定価は7,560円ですが、最高24,000円ほどで売れています。

現在は価格が安定して、14,000円ほどで取引されていますが、それでも定価の倍近くの金額です。

 

 

下の画像の製品は「レゴ フレンズ カントリークラブハウス(3185)」です。

こちらの製品の、発売時の定価は14,000円ほどですが、2019年現在、3万円ほどで取引されています。

他のシリーズに比べると、大きな価格の高騰はありませんが、今後伸びる可能性は十分あると思います。

 

シティ

「子供向け」という印象が強い「シティ」シリーズですが、「レゴ投資」できる製品も存在します。

 

上の画像は2012年発売の「レゴ シティ フォレストポリスステーション(4440)」です。

こちらも発売時の定価は10,800円ですが、現在は2万円ほどで取り引きされています。

 

下の画像は「レゴ シティ 警察 警察署(7744)」です。

こちらのレゴは2008年発売と少し古いのですが、定価17,280円で2019年現在、6万円ほどで取引されています。

10年寝かせることで、約3倍の金額に跳ね上がっています。

上の二つのレゴを比べてもわかるのですが、発売から時間がたっているものほど、価格が高騰しています。

2012年発売の製品より、2008年発売のレゴの方が価格の伸びが良いです。

 

キャッスル

重厚な作りで根強い人気の「キャッスル」シリーズもレゴ投資向きの製品と言えます。

上の画像は「レゴ キャッスル 王様の城(7094)」です。

2007年発売、定価17,280円の製品が、2019年現在、10万円ほどに値上がりしています。

10万円は俺様価格の匂いがしますが、過去データを見ると9万円前後では売れています。

 

 

クリエイター・

トリを飾るのは、「クリエイター・エキスパート」シリーズです。

大人向けエキスパートビルダー向けに発売されているレゴで、ピース数は1000を超えます。

上の画像の製品は「レゴ クリエイター カフェコーナー(10182)」です。

クリエイター・エキスパートの代名詞とも言える、本製品は価格もスペシャルです。

 

 

定価は不明ですが、2019年現在、25万円で取引されています。確実に定価を超えています。
定価はいくらだったんでしょうか?

 

下の画像のレゴは「レゴ クリエイター グリーン・グローサー(10185)」です。

 

こちらのレゴは弊社が初めて買取した「クリエイター・エキスパート」シリーズです。

こちらも定価不明ですが、13万円ほどで取引されています。

 

実際に儲かるのか?

ここまで、プレイテーマ毎に、価格の変動を追ってきました。

結論からいうと、乱暴かもしれませんが、大型のセットを寝かせれば、市場価値は上がります。

 

そしてそれを、うまく売りさばくことが出来れば確実に利益は出ます。

しかし、それを本業にするのは難しいと言わざるを得ません。

廃番になる2年以上保管する手間。すなわち利益が発生するのは、最低でも2年後です。

しかもプレミア価格が付いたところで、それを売り捌くスキルも必要です。

 

本記事の結論としては、「副業におススメ」とさせていただきます。

レゴ好きが2年、3年と値上がりを待ちながら、タイミングを見て売る。

そしてその儲けで、また新しいレゴを仕入れる、という楽しい副業ができます。

最後に

ここまで、お読みいただきありがとうございました。

弊社(LEGO買取センター)では、レゴの高価買取を行っております。

弊社の強みは、リアルタイムの市場価値を元にした買取です。

定価数千円の商品でも、市場価格次第では数万円で買取をいたします。

 

お持ちのレゴの査定は是非お任せください。
フリーダイヤル:0120-4152-76

 

画像引用:Amazon.co.jp モノレート

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