世界的に有名なおもちゃ「レゴ」を知らない人はほとんどいないでしょう。
「今世紀最高のおもちゃ」として2回も表彰されたこともある大手玩具企業です。
今や小さな子どもだけでなく、大人さえも魅了してしまうほどすべての世代から高い人気を得ています。
レゴの人気の理由からレゴ好きを満足させるおすすめレゴスポットもご紹介します。

レゴの魅力

レゴの一番の特徴は自由な想像力を働かせて形を作って表現できることでしょう。
それは各自の発想を生かし、無限の可能性を引き出すことができます。
レゴには数万種類のパーツがあると言われています。
幼児向けの大きめのパーツから、大人向けの小さくピースの多いものもあります。同じ数の同じパーツを使ったとしても、人によって違うものができあがるほど自由に作り変えることができるのです。

そして、パーツの互換性が優れているところも魅力的な点の一つです。
どのおもちゃメーカーも消費者のニーズに合わせ、より新しいものを作り出してくれるのです。
しかしながら互換性が無いことが多く、新しいものを買ったなら元々持っていた古いものは使い物にならず処分するしかありませんでした。
せっかくお金をかけてそろえたのに、と残念な経験をした人もいるかもしれません。
レゴはブロックの互換性に優れているため自分が小さい頃に遊んでいたレゴと新しく買ったものを組み合わせて遊ぶことができます。

もうひとつ、レゴの何度でも作り直せるという利点は、何度でもやり直せるという思考を作るのにも役立ちます。
学校における勉強法では一つの正解を探すことが習慣になってしまい、間違うことは恥ずかしい、いけないことだという感覚を身に着けてしまうことがあります。
でも間違えても良い、失敗しても大丈夫という考えが身につくと人間性にも奥行きが広がります。
レゴを使ってこの考え方を身に着けるプログラミング学習方法もあるようです。
レゴ公式からもプログラミング学習用の製品が販売されています。
プログラミングはいきなり正解を出すものではありません。
試行錯誤を繰り返し改善していく考え方が必要です。
単なる遊びだけでなく、教育にも役立つので年齢に関係なく愛されているということでしょう。

レゴといえば？

数えきれない種類のシリーズが販売されてきましたが、レゴの人気シリーズを子供向けと大人向けに分けてご紹介します。
小さい子どもでも遊べるものはデュプロシリーズです。
デュプロはブロックが普通サイズの8倍の大きさになっていて、子供が誤って飲み込まないように配慮されています。
デュプロシリーズの人気といえば「はじめてのデュプローはじめてセット 10848」です。
レゴの基本ブロックが一式そろっていて、思いつくまま自由に組み立てて遊べます。
基本ブロックに加えプロペラも入っているので、乗り物を作ることもできます。

大人が楽しめるレゴには特定のものをテーマにしている、創り上げるものがあらかじめ決まっているタイプのものがたくさん販売されています。
クリエイターシリーズやシティシリーズなどです。
キャラクターとのコラボもあります。
それらはパーツ数が多く完成度が高いので、コレクションやインテリアに取り入れるといった楽しみ方もされています。
大人でも、レゴならではの一から創る楽しみを味わうなら、レゴクラシックです。
レゴクラシックで一番メジャーな「黄色のアイデアボックスースペシャル」には基本ブロックが790個入っています。
これだけあればイメージを形にするには十分でしょう。

大阪でレゴを楽しめるスポット①

レゴの本社はデンマークにありますが、デンマークまで行かなくても日本国内でレゴを楽しめるレゴ好き必見のおすすめスポットがあります。
大阪にあるスポットに絞ってご紹介していきます。

一つ目のスポットは、レゴディスカバリーセンター大阪です。
大阪の天保山マーケットプレース内にある屋内型施設です。
300万個以上のレゴブロックを使って飾り付けられています。
対象年齢３歳〜10歳向けの施設のため、大人のみ（16歳以上）、子どものみ（15歳以下）の入場はできません。
基本は小さい子どものいる家族連れ限定ということになります。
しかし、一緒に行く子どものいない大人も気落ちする必要はありません。
「大人のレゴ教室」や「大人のレゴナイト」という期間限定のイベントが定期的に開催されているので、イベントに申し込めば大人だけでもレゴの世界を思いっきり楽しむことができます。
チケットは2400円で、前日までの前売りチケットを買っておくと600円割引されます。

注目のＶＲ型アトラクションでは、360度見渡せる映像を見ながら坂道や岩だらけのコースをレゴの仲間と競争できます。
スピード感や重力さえ感じるようなリアリティを楽しむことができます。
自分でレゴを組み立てて遊べるエリアもあるので、自分の持っていないシリーズも体験することができます。
また、プロのレゴ職人が先生になってくれるレゴ教室もあります。
疲れたらカフェで一休みすることもでき、1日満喫することができるでしょう。

大阪でレゴを楽しめるスポット②

二つ目のスポットはブリックミュージアムです。
大阪の阪急三番街北館の通路沿いにレゴが展示されているんです。
梅田駅から徒歩1分で行くことができ、阪急三番街は駅と直結しているので雨が降っていたとしても濡れることなくたどり着くことができます。
展示といえど、通路沿いなのでもちろん無料です。
無料で見るのは申し訳ないと思えるほどのスケールの大きさと精巧なレゴ作品を見ることができます。
展示しているレゴを作っているのは三井淳平さんという、レゴ好きなら知らない人はいないほど有名な方です。
三井淳平さんは世界で17人しか存在しない、日本ではただ一人のレゴ社公認のプロのレゴ職人なのです。
三井淳平さんが手掛けた関西の街並みや観光施設が展示されています。
すべて数万個のパーツを使い数百時間かけてつくられていて、細かい部分までこだわりぬいて表現されているのが伝わってきます。
１ｍほどの高さのところにガラスをはめ込んで展示されているのですが、展示物の壁沿いに踏み台と手すりが設置されているところにも子どもたちへの配慮が表れています。

大阪でレゴを楽しめるスポット③

3つ目のスポットはレゴストア梅田店です。
ブリックミュージアムを抜けた先にあり、日本最大規模のレゴストアになります。
商品が買えるのはもちろん、体験して楽しめる工夫がたくさんあります。
レゴストアの入り口にはレゴで作られた実物大のバイクが置いてあり、それだけでもインパクトが大きいのですが、試乗、写真撮影することもできます。
店内にはプレイコーナーも設けられていて、テーブルも置いてあり、子どもたちがゆっくり遊ぶことができます。
お買い物も自分だけのオリジナルミニフィギュアを作ることができたり、カップに詰め放題のサービスがあったりと、レゴのイメージにふさわしい「自由」さが表れています。
実際の店舗のメリットは限定品が買えることがあるという点です。レゴストア梅田でも2017年のオープンキャンペーンで非売品限定プレゼントがありました。
これからももしかしたら節々のイベントで限定品を手に入れることができるかもしれません。

レゴの魅力は無限大

レゴは家族みんなで遊ぶことができ、子どもも大人も良い趣味にできます。
子どもはこれからの可能性を開花させ、柔らかい思考を作ることができます。
大人も子ども時代に忘れてきた遊び心を取り戻し、仕事に必要なクリエイティブな思考も身に着けられるでしょう。
いつまでも自由に楽しんで生きようというのがレゴの一番の願いかもしれませんね。

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※頭や足が外れていてバラバラでもOKです！

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